粉瘤の切除手術をしました。痛みや費用は?術後の経過報告

右腕に謎のしこりができて15年以上、痛くもかゆくも無かった為、これまで放置プレイでしたが遂にお別れする日がやって来ました。

前回診察した結果、粉瘤であろうとの事で切除する決意をしたものの、患部が5~6cmと大きくちょっと本格的な手術をする必要がある事と病院の日程が詰まっていた事で、診察から1ヶ月後やっとその日を迎えたのでした。今回はその結果を報告して行きます。

尚、前回の診察から手術までの経緯については、こちらの記事を参考まで。

謎のしこりは粉瘤(アテローム)?診察と手術までの道のり

2017.09.08
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粉瘤の手術

手術当日

食後1時間はあけるよう指示を受けていた為、少し早めに食事を終わらせて病院へ向かいました。

病院に着くとそのまま手術室のあるフロアに向かい、簡単な受付を終えると服を着替えるよう指示されました。ズボンはそのままで上半身だけ半袖の手術着に着替え、メッシュのキャップを被らされいざ手術室へ出陣です。

手術室にて

室内には心地よい音楽が流れいい感じ♪。後で看護師さんに聞いたところ、音楽は先生のお気に入りの曲や有線を流したり、その時の気分によるそうです。

手術室のベッドに横たわると、患部のある右側半分だけ手術着を脱ぎます。手術着にはマジックテープがたくさんついており、それを外すと部分的に露出できるようになってました。そして左腕には血圧測定器、指先は洗濯バサミみたいなもので挟まれ、胸にもペタペタと何やら貼り付けられました。

手術中の血圧や脈拍や心電図やら、色々な変化がチェック出来るのでしょう。体にメスを入れるのも手術をするのも初めてなので、ちょっと緊張しましたね。

手術開始

ドラマでしか見た事のない、複数にまとまっためちゃくちゃ明るい円形のライトを照らされ、いよいよ手術スタート。

まず、患部周辺に局所麻酔注射を複数箇所ブスブスと打ち込まれ、麻酔薬が入るとジーンとした鈍痛が走ります。麻酔注射の痛みだけはどうすることも出来ないので、これは我慢して下さいねと事前に言われたのですが、実際全然大した痛みではありませんでした。

そして1分後くらいにメスの投入。(麻酔で感覚がないので実際は投入したと思われる。。)

局所麻酔なので患部周辺以外の感覚や意識はありましたが、横向きでライトが眩しくないよう私の顔は覆われた状態だったので、先生たちの話し声やカチャカチャと手術器具の音以外は何もわかりませんでした。

ただ後半に差し掛かると、「ジュジュジュジュ」っといった音と共に何やら焦げ臭い匂いがしたので、恐らく電気メスで何かやっとるなぁ〜と言う感覚を受けました。後この時だけちょっと鈍痛も感じましたね。

そして手術すること約1時間、

先生
はい、お疲れ様でした。

と一言。無事終了です。

手術終了後

ベッドに横たわった状態でひと段落すると、

先生
切除した腫瘍を見せてあげて。

と看護師さんに伝え見せてくれました。袋を潰す事なく、そのままの状態で取り出せましたとの事で、ホルマリン漬け?された私の粉瘤が透明の容器の中でプカプカと浮いてます。

高卒くん
実物を見るとかなりでかい、そしてキモい。こんな物が15年以上も俺の右腕に潜んでいたとは。。今まで長い間ありがとう?そして、さようなら!

また、最後に

先生
結構痛かったと思いますが、良く我慢されましたね。

と声を掛けてくれたのですが、実際は痛みという痛みは殆どありませんでした。

実は診察を受けた際、患部の場所や大きさ的に今回の手術はかなり痛いと思いますので、全身麻酔と局所麻酔のどちらにしますか?と言われていたんですよね。結果、局所麻酔を選びましたが、全然痛くありませんでしたし、先生の腕が良かったのでしょう。

今回の手術の流れ

麻酔注射 → メスで患部を開いて粉瘤を切除 → 管挿入 → 縫合

患部の状態や大きさによって治療方法も異なるようですが、粉瘤とは袋に膿が溜まった状態となっている為、袋を潰して膿を出すか、袋ごと取り除く事になります。袋を取り除かないと再発する恐れがあるようですので、今回全て取り除いた私はこれで再発する事はないでしょう。

1点通常の手術と異なった点として、今回私の粉瘤は5~6cmと大きく、それを取り除いた分、右腕の中にぽっかりと空間が出来てしまっている訳です。そこに血が溜まって固まらないよう管を通したとの事。管を入れっ放しにすると先端からばい菌が入る可能性がある為、2日間だけ様子を見る事となりました。

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粉瘤手術後のケアと経過観察

手術当日

帰宅後、改めて鏡で患部を見ると完全にガーゼで覆われました。結構な量と大きさです。

手術当日は患部を濡らさないようにとの事でしたので、その日は患部を逃しながらシャワー軽く浴び、薬を飲んで寝ました。因みに処方された薬は、セフジニル(菌による炎症、化膿、感染症を抑える抗生物質)とロキソニン(痛み止め)3日分でした。

2日後

管を抜きに病院へ。手術当日及び翌日も特に痛みはありませんでしたが、管から血がたくさん出ておりガーゼの内側がかなり真っ赤に染まってました。

ガーゼを外すとあっという間に管を抜かれ、経過観察も特に問題なく終了。診察室で鏡ごしに初めて術後の患部を見た所、合計9針程度縫合されてました。そして今回新たに処方された薬は、ゲンダマイシン硫酸鉛軟膏(抗生物質の入った外用剤)で、1日1回風呂上がりに塗れば良いとの事。

因みにシャワーもお風呂ももう問題ないとの事でしたが、管を抜いた箇所からまだうっすらと血が滲んでいたので、この日も患部を逃してシャワーを浴び、軟膏を塗って寝床につきました。

※ちょっと傷跡が生々しいのでご注意下さい。

1週間後

手術から1週間経過し抜糸しました。傷口を押さえると軽い痛みはあったもののそれ以外の痛みはなく、経過観察も特に問題なし。切除した腫瘍も良性で、改めて粉瘤で間違いないとの報告を受けました。良かった良かった。

また、縫合によって5~6cm程度に渡って傷口が盛り上がった状態となっている為、micropore(マイクロポア)と言う不織布テープをもらい、これを4日に1回程度貼り替えるよう指示を受けました。このテープを貼る事で、抜糸した後の傷の凸凹が徐々に目立たなくなって行くようで、防水加工が施してあるのでそのままお風呂に入っても問題なしとの事。

実際に貼ってみると肌に馴染んで目立ちにくく確かにいい感じ。便利なものがあるもんだ。

とりあえず、これでひと段落が終了となり、次回は1ヶ月後に改めて経過観察です。

診療明細

今回かかった治療費をまとめて見ました。(医療費3割負担)

初診及び検査:8,930円

手術:18,410円+490円(薬)

診察:930円+380円(薬)

診察:600円

合計:29,740円

3割負担とは言え、結構いい金額になりましたね。。また今回初めてジェネリック薬品にしてみましたが、全く問題ありませんでしたし、安く買えますので今後も機会があれば利用したいと思います。

粉瘤手術を終えて

長年付き合ってきた謎のしこりの正体は、粉瘤でした。

15年以上も放置してしまいましたが、手術してしまえばあっという間の出来事で、もっと早く処置しておけば良かったなぁと言うのが正直な感想です。と言うのも初めはサイズも小さかったですし、改めて粉瘤を調べて見た所、大体皮膚科でその場で処置されるのが一般的のようでした。

私の場合放置し続けた事によって肥大し、切開→縫合する事となりましたので結果的に大きな病院の形成外科で良かったなと思ってはいます。ただ、普段見えない箇所ではあるものの傷跡は残りますし、それを承知で手術に望んだのですが、初期段階で処置しておけば、ここまでになることはなかったでしょうね。

もし、同じような症状で悩んでいる方がおられれば、今回の記事を参考にして頂き、何れにしても早く病院に行かれる事をオススメします!

あっ後、手術が終わって2週間は運動は控えるよう言われ、今週一杯までお預けです。。せめて筋トレだけでもとお願いして見ましたが、やっぱりダメでした。もっぱら腹筋と下半身強化のみですが、早く腕立てや懸垂がしたい今日この頃です。

追伸(3ヶ月後)

1ヶ月、2ヶ月と経過観察は特に問題なく、引き続きマイクロポア(不織布テープ)を4日おきくらいに交換しながら貼り続けていました。乾燥肌でちょっと皮膚が弱いせいか、時折かゆみがありましたけど。

そして、縫合後に凸凹になっていた傷口もほぼフラットな状態となり、3ヶ月後の検診でマイクロポア(不織布テープ)も無事卒業となりました。傷口の赤みは徐々に取れて肌色になっていくとの事。

傷跡はしっかりと残ってしまいましたが、これにて全て完了です。めでたしめでたし。



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